こんにちは😊

八高線高麗川駅より徒歩5分の歯医者”クミエパールデンタルクリニック”です🦷

先日、院長が日高市の1歳半検診に行ってきました👩🏻‍⚕️

そこで多く聞かれたのが「指しゃぶりしてたら歯が出てきちゃったんですけど大丈夫ですか?」という質問です。

答えは「3歳までは様子を見ていて大丈夫」です❗️

 

そもそも、指しゃぶりはいつから始まっているのか知ってますか?

実は指しゃぶりは胎児の時から始まっています🤰🏻

胎児期の指しゃぶりは、生まれてすぐに母乳を飲むための練習として重要な役割を果たしていると考えられています。

つかまり立ちや伝い歩きををする頃には段々と指しゃぶりの頻度が減っていき、2歳前後になると昼間の指しゃぶりは減少し退屈な時や眠い時のみに見られるようになります。

その後、3歳ごろになり保育園や幼稚園などでお友達と遊ぶ時間が増えるにつれて自然と減少していく、と言われています。

とはいえ、早めのうちから何かできることはないの?と思う親御さんも多いですよね。

お家でできる対策としては、口元に指を持っていく動作が見えたら他のことで気を紛らわせる(おもちゃで遊ぶ、絵本を読む等)、粘土やお絵かきなど手を使う遊びを増やしてみる、体を使った遊びでエネルギーを発散させる、眠りにつくまで手を握ってあげる、などがありますのでぜひ試してみてください😌

 

インターネット等をみるとデメリットが目立つため親としては心配になってしまう指しゃぶりですが、幼児期の指しゃぶりは不安や緊張の解消といった効果があるため、無理にやめさせることは推奨されていません⚠️

その一方で、頻度の多い指しゃぶりは歯並びや噛み合わせへの影響とともに、発音・嚥下・顎発育への悪影響も無視できません。

口腔機能を健全に発達させる観点からは、4〜5歳になっても指しゃぶりが続く場合は小児科・小児歯科・臨床心理士へ1度相談されることをおすすめします。

(例外として、指にタコができるほど強く指しゃぶりをしている、1日中指しゃぶりをしている、3歳ごろになっても頻度が多い場合などは早めの介入が必要になることもあります。ご不安な時はぜひご相談ください)

出典:小児科と小児歯科の保健検討委員会

 

歯科医師 松隈

クミエパールデンタルクリニック